自分のなかの他人
2017年 06月 02日
作曲家が、セールスはともかく自分が納得の行く楽曲を書きたいとか、テレビのプロデューサーが、視聴率は無視してクオリティの高いものを作りたいとか、映画監督が、ヒットしなくてもいいから本物の映画を作りたいとか言い始めたら、きっと何かが終わってる。納得の行く作品など存在しない。自分の作品に納得がいったら、それは田舎に帰る潮時なんだと思う。
セールスに始まり、セールスに終わる。それが数字がすべてのポップな世界に生きるお約束。その覚悟がないなら、と先日若い人に言いかけて、ふと我に返りました。なにを偉そうに。語ることはこんなにも寂しい。歳のせいかはわかりませんが、自分のなかの他人が一番面倒くさいな。
セールスに始まり、セールスに終わる。それが数字がすべてのポップな世界に生きるお約束。その覚悟がないなら、と先日若い人に言いかけて、ふと我に返りました。なにを偉そうに。語ることはこんなにも寂しい。歳のせいかはわかりませんが、自分のなかの他人が一番面倒くさいな。
by melody63
| 2017-06-02 09:59
| Diary