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Driving Sideways
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Made in USA
映画アポロ13を見ると今でもハラハラするし、孤独な宇宙における人間と神の対決という印象が強い。先日NHKのドキュメンタリーでアポロ13号の舞台裏のNASAの映像が放送されていましたが、コンピュータは8bitでした。8bitでも月に行けたんですよね。そして当時まだ二十代の数学の天才と言われたミニスカの女性が、巨大な8bitコンピュータを使って、月の軌道を離脱し地球に帰るために必要かつ最適な噴射時間を計算したりしていた。あきらめないアメリカ人たちの凄さと、あらゆることをエンタテイメントにできる凄みを感じました。



ニューシネマという懐かしいアメリカのムーブメントにおける代表作イージーライダーについて、僕は最近までこの映画のよさはさっぱりわからず、ただ退屈でショッキングなエンディングを持つ映画という印象しかなかった。先日スカパーで放送していたので、アメリカの空気の中でのパンヘッドの音でも聴いてみようかと思って見なおしてみたら、意外によかった。他に類がないほど臆病で用心深く、心配症なあまり強大な軍事力を持つに至ったかの国の成り立ちがよくわかる。アメリカは今も開拓史時代と何も変わっていない。まぁ日本もそうだけど、国民性って百年やそこらで変わるものじゃないんでしょうね。

まだバブルの残骸が30代の僕らの心の深い場所に刻まれていた頃、土曜の夜だったかな、NHKでアリーmy loveという番組があって楽しみに見ていました。ずいぶん前に買っていたDVDボックスを最近時折見るんですが、都会で働くクールな弁護士として、あらゆる物質な欲望を満たしつつも精神的には病んでいて、幸せになれないコミュ障の女性が主人公。当初は主人公の妄想を象徴化した奇抜なアニメーションが話題を呼んだものの、シーズン3くらいになるとシリアスで暗い題材を扱うことが多くなった。ホームレスや老人福祉の問題や越えられない貧富の差など。主人公の元カレが突然死んでしまったり。弁護士事務所のパートナーにルーシー・リュウが出ていて、彼女がダンスを踊るシーンで流れていたのが、They were youというThe Fantasticksというミュージカルのなかのでした。

When the moon was young, when the month was May,
When the stage was hung for my holiday,
I saw shining lights, but I never knew,
They were you,
they were you, they were you.

あれは5月で、月もまだ若々しく
休暇に向けて、気分も浮かれていた
私はただ輝く月の光のせいだと思っていた
でも違ったんだ
それはあなたがいたから あなたがいたからだったんだ

When the dance was done, when I went my way,
When I tried to find rainbows far away.
All the lovely lights, seemed to fade from view.
They were you,
they were you, they were you.

ダンスが終わって、私は家に帰る
わたしははるか遠くの虹に手を伸ばしていた
いまはすべてのやさしい光たちが消えてしまったよう
そう、あなたがいなくなってしまったから

Every secret prayer, every fancy-free,
Everything I dreamed for both you and me.
All my wildest dreams, multiplied by two,
They were you,
they were you, they were you.

うちに秘めた祈り、恋を知らない私
あなたとわたしがいたから 夢見ることができたんだ
いまはもう夢を見ることもできない
あなたがいなくなってしまったから

最後の方はよくわからないので適当です(笑)
素敵な歌だと思うんですよね。若いころには気が付かないことって多いです。
人生で一番貴重なものは、若さなんだと思う。ひとけない海岸に停めた車の中は、月のあかりと静かに寄せる波の音に満たされていて、髪がさらさらでかわいい女の子が手を握りながら、あなたのことが好き、本当に好きなのと言って涙を流す。そんなことはもうないです。二度とない。まぁ似たようなことはあったとしても、本当の愛じゃないと思う。ロンハーマンで高いデニムを買っても、絶対にありません。
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by melody63 | 2017-03-13 21:11 | Diary
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