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1975

先日ブルーレイが発売になったので、「前略おふくろ様」を買って見てるんですが、サブ(萩原健一)もいいけど、秀さん(梅宮辰夫)がこんなにカッコいいとは思わなかった。倉本聰の脚本も時代の感覚を投影しており、当時板前になった人のほとんどがこの作品がきっかけだったというのもうなづける。ちなみに板前で元ヤクザの前科者という設定は当時流行っていたのか、「前略〜」と同じ1975年に同じ日テレ系列で放送された近藤正臣と島田陽子による「ほおずきの唄」*にもあって、礼二(近藤正臣)の着流しが恐ろしく似合っていたのをぼんやり覚えています。



なんかすごく切ない物語だったような記憶があるんだけど、内容については全く覚えておらず、Wikiによると「三世代の交流、対立などを明るく描いたホームドラマ」となっているので、情感たっぷりな主題歌によって後年刷り込まれた思い込みなのかも知れません。でも水谷豊がおかま役で出ていたりと、直前まで放映されていた「傷だらけの天使」を引きずっていて面白い。1975年前後のテレビ(ドラマ)業界ってどんなだったんだろう。特に日テレ。スタッフが意志を持ってやりたいことをやってる感がすごい。鍵は昭和の哀愁を書かせて右に出る人がいない脚本家の市川森一にあると思うんですが。
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当時の島田陽子に惚れなかった人っていたのかな、、。
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礼二アニキ、マジカッコよす。
by melody63 | 2014-04-14 00:52 | Diary

Isn't It Romantic?


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