One day in a Paris
2012年 07月 12日
一方秀吉は、という展開なんですが、狂気としか思えない晩年の秀吉が、読めば読むほど永年の友に重なって何ともいえない哀しみがわいてきます。「哀」なんてノスタルジックな漢字を使うのは久しぶりですが、天性の嗅覚と異常なまでの執念を併せ持つ「一流」の野心家である友に対する嫉妬かも知れません。「哀」しいかな、自分がまぎれもない二流の人であることを思い知らされる今日この頃です。
by melody63
| 2012-07-12 01:17
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