気がつくと11月もすでに半ば、気の早いクリスマスのイルミネーションが街を彩ります。街路樹には色とりどりのLEDがくくりつけられ、家々の庭にまで遊園地まがいのデコレーションが並んでいたり。けやき通りも先週から一気に冬の様相ですが、僕あれ嫌いなんです。夜は暗い方がいい。静かな住宅街の小さな教会の玄関脇にぽつんとクリスマスツリーがたっているみたいな、そういうのが好きです。昔々教会の外から窓越しに見たミサを覚えていて、高々と十字架が掲げられる中、人々がオルガンの音色をバックに賛美歌を歌い、その歌声が教会の外にまで漏れて、とても神聖な場所に思えた。いつか機会があったら旧野首教会
*に行ってみたい。クリスマスがどうあるべきとかは思わないけど、ただ静かな方が好きなだけ。