The Summertime Killer
2010年 07月 30日
ラウンジマニアに一定数のファンがいるルイス・バカロフ。タランティーノの「キル・ビル」に作品が使われたりもする映画音楽界の重鎮ですが、彼がテーマ曲を書いた「サマータイムキラー」 (1972年)という映画があって、心地よいギターのストロークとリバーブ感あふれるオープニング*が好きで、そこだけ何度もビデオを見返したりしました。ストーリーは父親を殺したマフィアへの復讐のため殺し屋として禁欲的な日々を送る主人公(クリス・ミッチャム)が、人質に取ったボスの娘(オリヴィア・ハッセー)に恋をしてしまう*というシンプルなもの。
photo : LeicaM9+Noctilux50mm F1.0 ASPH
ところで70年代と言えば僕的にはダッジチャレンジャーで荒野(=アメリカ)を突き進む「バニシングポイント*" 」の年代と記憶していますが、当時の心を病んだ人々には破滅的な最期への強い欲求を感じます。今は同じように病んでいても、健康には気をつけていたり長生きはしたいみたいですね。なんか物足りない感じ。
ちなみに映画の途中でお姉さんがドライブする緑色のナローとバイクとの絡みがあるんですが、*こんなにエンジンまわしちゃって大丈夫だったんでしょうか。
by melody63
| 2010-07-30 18:44
| Diary